尾道市立小学校のいじめ問題

いじめの報道が途切れることなく続く。

 

広島県尾道市の小学校で不登校になった女子児童がいる。いじめが原因だ。学校側は市教委に報告していなかったそうだ。

 

「いじめはなくならない」という人は多い。

そう考えること自体は悪い傾向ではないように思う。

いつどこで起こるかわからないのがいじめだからだ。だからこそ、周囲の大人はアンテナをはり続ける必要がある。

 

今回の女子児童の場合、6年生になったのをきっかけに学校へ来ていたのだから、きっと学校内でなんらかの対策を講じたのだろう。しかし再び登校できなくなっている。

速やかに教育委員会と連携していれば、何か違っていたのかもしれない。

 

学校はいじめ防止対策推進法を勉強し、保護者に対する啓発をすることも忘れてはならない。教員は子供たちに指導するだけでなく、積極的に保護者に協力をお願いするべきだ。学校が本気でいじめ対策をしようとしているならば、教員一人一人の姿勢に表れるはずだ。

 

学校側が報告していないいじめの実態はまだほかにもありそうで恐ろしい。