高校の電子辞書の扱いは

疑問だ。学校の英語の授業での電子辞書の扱いが統一されていない。

 

先生によっては「どうぞお好きなように」という具合で授業中に使用しても差し支えない。しかし、別の先生になるとタブレットも電子辞書も授業中の使用は禁止。禁止している先生に「どうしてダメなのですか」と尋ねたら、「紙の辞書の方が英語力がつくから。」という回答が返ってきたらしい。さらに「(電子辞書では英語力がつかないというのは)どこのデータですか?」と尋ねたら「分からない」と返ってきたという。

 

百歩譲って中学生までなら紙の辞書の有効性も理解できる。

アルファベットに慣れる必要性や、そもそも辞書の引き方のスピードを付けること、さらに言えば派生語や例文が見開きの形で豊富に読めることなど最大のメリットがある。

 

高校英語になると電子辞書の携帯性が本当に便利に感じる。紙の辞書を自宅から学校へ、学校から自宅へと運ぶのは大変だ。これに古語辞典等を合わせると相当な重さになる。電子辞書なら隙間時間に調べることが可能だし、教科書やノートを広げているとコンパクトさが都合いい。それだけではない。紙の辞書は発声してくれないが電子辞書は発音を確認できる。

 

これだけの違いがありながら使用を禁止にするのはどうかと思う。

(予備校生は電子辞書使うよーな…。全員英語力が身に付かないのだろうか。)

 

 

あー、でも。

禁止の方向で統一されるのはたまったものではないので、それはそれでいいような気がしてきた。