高校の学習指導要領改定案

高校の学習指導要領の改定案では、やはり竹島島根県)と尖閣諸島沖縄県)、北方領土を「わが国固有の領土」としていることがわかった。平和の祭典であるオリンピック開催時期と重なって、なんだか微妙な感じだ。                          これを教員は授業で扱うことになる。 

                                

「日本のものだ」というだけでは、知識注入になってしまうし説得力がない。この内容を「主体的、対話的で深い学び」で展開するには、綿密な授業計画や検討が必要だろう。学習指導要領の内容を逸脱したり、教師個人の見解に偏ることは危険すぎる。

 

学校教育で育成する日本国民としての教養はどこにあるのか?学習指導要領だけがすべてではないはずだが、「公」教育はそうもいかない。結局、深入りできない領域になってしまうのではないだろうか??そもそも深入りしてほしくないのかもしれない??