キュビナアカデミー

キュビナアカデミーは人工知能技術を活用する最先端の塾だ。

とうとう学習塾にAIだ。単にタブレット使用の指導というのではなく、生徒がつまずいている要素を分析する機能を備えることで学習スピードを高めるという。基本的に先生が教えることはなく、一人一人の学習状況を把握したり、やる気を引き出したりすることに専念する。

 

こうなってくると、公立学校はたちうちできない。塾を利用する子供とそうでない子供の学力差がどんどん広がる。学校間格差の問題もあるICT推進状況でさえ予算の問題があり、迅速に解決できない。児童生徒の端末の扱い方が未熟なため、壊れてしまうから、タブレット等の導入に踏み切れないという声を聞いたこともある。本体購入時だけでなく、メンテナンスにもお金や手間がかかるということだ。

 

公立学校より柔軟で迅速な動きができるのは塾だろう。その最先端を行くのがキュビナアカデミーだ。その次に私立学校でのAI導入が考えられる。そして最後に公立学校だ。

 

新たな、しかも明確な教育格差が生まれる時代に突入したのかもしれない。