広島県 子供の生活に関する実態調査1

昨日、「広島県の子供の生活に関する実態調査」が発表された。                                   昨日のうちに概要に目を通したのだが、考えがまとまらなくて今日に至る。今日こそ、ここに書くつもりだったのだが、まだまとまらない。

 

しかし発表された内容に触れないと、前に進まない気がしているのも事実だ。            だから、文脈を考えずにまとまらないままここに書いてみようと思う。

 

ニュースなどの報道を見る限りでは、「広島の1/4は生活困難層」という形で扱われた。報道の見出しで使用された「生活困難層」という語句は生活困窮層とその周辺層を含んでいる。

 

生活困窮層の過去1年間に経済的な理由で食料が買えなかった経験の回答に注目してみると、『経験がある』(「よくあった」「ときどきあった」「まれにあった」の合計)とした保護者の割合は、生活困窮層では70.9%となっている(小学校5年生)。

 

小学校5年生の子供がいる困窮家庭は(保護者の有効回答数9222人の) 9.3%なので、約857人の保護者の70.9%となり、実に607人もの保護者が経験があると答えたことになる。

 

数字だけを見て「現実」の何もかもをわかった気になるのは間違いだが、こういう一面が存在しているということを受け止めるべきだろう。