ネット依存の危険性

子供がゲームにはまるのはもうどうしようもないのだろうか。特に男子児童生徒は、友達と遊ぶツールが「ゲーム」になっている。ネットでつながって画面上でチャットをしたり、会話をしたりしてコミュニケーションを図るなんて、小学生でも朝飯前だ。

 

兵庫県の調査によると、児童・生徒の8・0%がスマートフォンの長時間利用などネット依存の傾向にあることが分かったそうだ。この依存傾向の割合は前年度比中学生・高校生で増えている。これは全国的にも同じことが言えそうだ。その上、同じ兵庫県の調査では依存傾向者の73・8%が会ったことがない人とネットでやり取りし、19・0%は「実際に会った」という。どんな危険が待ち受けているかわからないというのに…。

 

ネットモラルを教えることだけでなく、危険から自分の身を守る術を伝えること、今まで事件や事故に巻き込まれた事例なども語っていくべきではないか。具体的な話をしないと子供達はどうして良いのか実感を持てない。

 

早急に「怖さ」を教えることも必要だ。