令和2年度教員採用試験
広島県・広島市の教員採用試験最終合格発表が近づいている。いつものことだがそわそわする。どーんと構えておくことができない。
なぜなら公立学校の教育の質は教員の努力によって保たれているから。
不登校やいじめといった問題も学力向上策や道徳性の涵養も体力つくりも外国籍の子供の対応も食育もetc…、学校は全部担う必要がある。(本当は塾やフリースクール、親族や兄弟、地域や放課後デイ、NPO等の環境によって子供たちは育っていくけど。)
依然として学校の存在は大きい。
学校教員の存在は常に重要だ。
今年も一次試験の倍率が教科・科目間で開きがあった。特に小学校教員の倍率はひどかった。過去最低だ。昨年も最低を更新したが、さらに更新だ。
クラスになじめていない児童生徒をすぐに察知したり、成長を見越した声かけをしたりといった必要な能力はある程度培われるものだとしても、こつこつ努力することの大切さを知らない教員が一部で量産されているようで悲しい。