広島市内の本通りを歩いてみた

午後から広島市内を少し歩く機会があった。                               YMCAあたりから立町電停方面へ。それからそのまままっすぐ本通りへ行った。                    職場が近いのでいつでも訪れることができるのだが、特別な用事がない限り足が向かない場所だ。平日だというのに人通りが多い。多いのは大学生か?高校生か?                   よくわからないが春休みまっただ中なのだから仕方がない。

 

なるほど、この奥にはゲームセンターがあるのか。なるほどこれがラウンドワンね…          とウロウロしながらも、子供達が入りそうな店をチェック。本当は目的の本屋は別方向なのだが、少し寄り道をした形になった。最近本通りはおしゃれな通りというよりも、いろいろなニーズに答えてくれる場所になっているようだ。

 

夜になると近隣の学校の先生方が見回りをしていることもある。21時には人影がまばらになり、寂しい雰囲気になる。繁華街が近い学校というのは教員にとって心配がつきないだろう。

 

しかし、教員たちがこのあたりを歩くことで元教え子に再会することもあるという。なぜか卒業した元教え子たちは警戒心を解く者が多いと聞く。教員が励まされることだってあるらしい。広島の土壌が人柄を作っているところはあるのかもしれない。学校を卒業しても、街で旧友や恩師に出会う可能性があるくらいの方が、人は生きやすい。