２０２０年、国立大の授業料負担軽減！

やっと来たか、という感じだ。

日本の高等教育にかかる家庭の経済的負担は国際的に比較しても重い。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　地元の広島大学(昼間部)の年間授業料でも535,800円だ。入学金が282,000,だから、初年度納入金だけで80万円を超えることになる。

みんなよく耐えているな、という感覚と同時に二極化を生む根源だろうという感覚が拭えなかった。国立大でも家庭にかかる負担は大きい。家庭外通学の場合は、さらに生活費がいるわけだから、上に記した額以外にも必要になる。私立大学ならなおさらである。子供が多い家庭では「大学進学」を諦めざるを得ない状況が続いてきた。

しかし、2020年から年収３８０万円未満の低所得層の学生向けに授業料を減免するというから驚きだ。中間所得層については検討を継続するということだから、“未来は明るい”と期待したい。